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白龍酒造が所在する新潟県阿賀野市は、『日本の穀倉地帯』と呼ばれる新潟県の中でも、特に良質の米が産出される地域として知られている越後平野の中心部にあります。阿賀野市の南側には、県下では信濃川と並び大河と称される一級河川・阿賀野川がゆったりと流れ、また、東側には標高1,000m級の山々が連なるなど、大変自然が豊かなエリアです。さらに2008年(平成20年)にラムサール条約で登録湿地となった『瓢湖(ひょうこ)』にたくさんの白鳥が飛来する冬には厳しい寒さが続き、これら米、水、気候と、酒造りに非常に適した条件が揃っています。
江戸時代以降、越後地方で酒造業を開業するのは多くは地主である場合が多い中、北海道との交易を行う『北前船』で活況を呈していた港町・新潟の地において、1839年(天保10年)に回船問屋であった本家から分かれ、北海道では貴重な新潟の産物として需要が高かった酒を造るべく、初代・笹屋茂左衛門が酒蔵を創業したのが白龍酒造の始まりでした。
こうして回船問屋から分家し、江戸時代から明治時代にかけて北前船で北海道へ日本酒を多く出荷していたこともあり、船に関わる末裔として『龍』の文字を入れるとともに、この地における繁栄と船の航行安全を祈願したことから、海の神様である白い龍に由来した銘柄名『白龍』の名が誕生するに至りました。
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