|
明治時代に入り、加賀屋では藍染の原料・すくもを作る『藍寝床』を使っての本格的な醤油造りを開始し、1893年(明治26年)に醤油醸造元として創業します。加賀屋という屋号とともに藍商の時代より用いている『一三星(イチミツボシ)』のマークは、取引のあった長州藩・毛利家の家紋『一文字三星(イチモジミボシ)』からきているものです。このロゴには、醤油醸造の3つの原料である大豆、小麦、塩を『三星』になぞらえ、『一』は水の流れのように受け継がれる伝統を表すといった意味が込められています。
加賀屋醤油は昭和時代には徳島県下でもトップクラスの醤油メーカーへと成長し、良質な醤油造りとともに、いち早く時代の流れや人々の嗜好の変化を捉えた、ユニークな発想の商品を発売していきました。四国一の吉野川がもたらす豊かな自然の恵みによって育まれた醤油造りの技を守りつつ、さらに新しい味わいへも積極的に取り組んでいます。
|