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日本酒蔵元 老田酒造店
飛騨高山で辛口酒の代名詞「鬼ころし」を醸す、元祖の蔵元
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蔵便り
2012.1.16更新
雪国ではいつも見慣れている光景が、雪が降り、その積もり方で一変します。高山は神社仏閣が多いので、お寺の山門に雪が積もった眺めは格別の風情があります。この季節、コタツに入りながら味わう熱燗の雪見酒は最高です。
過去の蔵便り
鬼をもころす、辛口の酒

老田家はもともと高山の地に居を構えていたのではなく、郡上・千虎村に起きた家だと伝えられています。伝説によると、ある田の前にそびえる大きな杉の木の前に老人が現れ、『飛騨に行って酒を造れ。』とのお告げがあり、そこから『老田』という屋号と、のちに清酒のブランドとなる『老杉』という名を授かったとされています。これに従って老田家は、1720年代(享保年間)に飛騨高山に移り住み、酒造りを始めることとなりました。

元禄時代より徳川幕府の直轄地であったこの地域は、すでに酒造りが盛んで、町の庄屋たちは納められる小作米と、豊かで清らかな水を使い、冬期の農閑期の労働力を利用して酒造りを行っていました。また、高山は山々に囲まれているため、食糧や酒がなかなか他の地域から入りにくい土地柄であったことも、酒造りを盛んにした理由の一つとされています。老田の造る酒は評判となり、まるで『鬼をもころすような』と比喩され、辛口の酒の代名詞となっていきました。

「鬼ころし」の元祖

老田の酒の辛さを物語るエピソードとして、高山で老田の酒を飲むと、そこから4キロほど離れた新宮村まで酔いがもつのに対して、他の蔵の酒はその手前にある小糸坂までしか酔いがもたなかったことから、他の酒蔵の酒は『小糸もち』、老田の酒は『新宮もち』と評されていたといったことさえ伝えられています。

老田の清酒銘柄『老杉』『飛騨自慢』は、その辛口な酒のキャラクターが『鬼ころし』の俗称でも呼ばれていましたが、第二次世界大戦後、これを『飛騨自慢 鬼ころし』として商標登録し、新たなブランドとして世に送り出しました。以来、老田酒造店を代表する銘柄として広く知られています。清酒ブランドとして『鬼ころし』を名乗るものは全国各地にありますが、老田酒造店がその元祖となっています。

1991年(平成3年)には、高山の中心地からほど近い清見と呼ばれる、良質な水と酒造りには欠かせない、寒さ厳しい気候の地に醸造場を移し、江戸時代から続く伝統の技を基本として、さらに酒の品質を向上させるべく、酒造りを行っています。

蔵元情報
蔵元名 株式会社老田酒造店
所在地 〒506-0101 岐阜県高山市清見町牧ヶ洞梨洞口1928
電話番号 0577-68-2341(代)
FAX番号 0577-68-2345
ホームページ 老田酒造店のホームページへ
お問い合わせ 電話または専用フォームにてお問い合わせください。
蔵見学 受け付けておりません。
直営店

高山市にある国の『重要伝統的建造物群保存地区』に指定される『古い町並み』の中心『上三之町』にある、江戸末期に建築された町屋を改装した店舗で、代表的銘柄『飛騨自慢 鬼ころし』をはじめとした清酒類、その他さまざまな焼酎類を販売しております。

所在地 〒506-0846 岐阜県高山市上三之町67
電話番号 0577-32-0166
FAX番号 0577-34-8023
営業時間 8:30~17:00
定休日 年中無休
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