江戸中期の創業時より、辛口一筋の老田の酒は、その辛さが『鬼をころすような』と例えられ、いつの間にか『老田の鬼ころし』として親しまれるようになりました。飛騨の厳しい寒さを乗り切るために、200年以上前から高山の人々はこの酒を飲み、心身を温め続けてきたといいます。この「飛騨鬼ころし 純米大吟醸 原酒」は、原料米である山田錦を精米歩合50%まで磨き上げ、飛騨山脈の伏流水を使って醸した純米大吟醸の原酒です。さらりとした辛口タイプで、原酒ならではのコクと濃厚さも兼ね備えた豊かな味わいです。
日本酒度+10、アルコール度18.9%と、老田酒造店の『鬼ころし』のなかでも最も辛口酒といえるのが、「鬼ころし 純米原酒 怒髪衝天辛口」です。地元の酒造好適米『ひだほまれ』を使用し、良質の飛騨の伏流水で仕込まれるこの酒は、『怒髪衝天』と名前に付くとおり、これを飲んだ鬼があまりの辛さに髪を逆立てて怒るがごとくの辛口度合いです。飲み口はほんのり甘みさえ感じますが、徐々に口中に広がるにつれ、そして最後に辛さがこみ上げてくる純米原酒です。
「飛騨自慢 鬼ころし」は、老田酒造店では昔から造られており、蔵を代表する酒です。原料米には、飛騨地方で産出される『ひだほまれ』を使用。これを吟醸クラスの58%までしっかりと磨き上げ、高くそびえる飛騨の山々からもたらされた清らかな水を用いて仕込まれるこの酒には、江戸時代から伝わる伝統の技が活きています。本醸造酒ながらサラリとしており、やや辛口の味わいです。