代々造られている清酒のメインブランド『菊弥栄(きくやさか)』は、創業家の大谷家三代目当主・大谷嘉助の時代に、もともと『弥栄正宗』というブランド名に替わり、新たに付けられた名前です。『菊』とは『日本人』を、『弥栄』とは『いよいよ栄えること』を意味し、『日本人の弥栄への深い願い』が込められています。40%精米の山田錦を使用したこの「菊弥栄 大吟醸」は、大変香りが高く、辛口ではあるものの、甘みをも感じられる芳醇な味わいが楽しめます。岡田屋本店を代表する逸品です。
『日本人の弥栄』を願う気持ちが込められた『菊弥栄』という名が付く商品の中でも、特に「菊弥栄 純米吟醸 和韻(わいん)」は、『これぞ日本酒の原点』と言える酒を造りたいという思いから生まれました。日本人が好むような、その味わいの中に『和の調べ』が感じられる日本酒造りを目指しています。酒造好適米である山田錦を50%精米して用いた、無濾過タイプのこの純米吟醸酒は、酒本来の色合いを帯び、米本来の味わいが生きています。
岡田屋本店が位置する益田市の中でも、特に美都町は大変豊かな自然に恵まれており、様々な農産物が産出される地域です。ここで約10年前から契約農家によって栽培される、地元・島根県で生まれた酒米『神の舞』と呼ばれる品種を使った清酒が、「美都の風 純米吟醸」です。この酒造好適米は、県内でも他の地域では現在栽培されていないため、非常に希少性が高くなっています。地元の米と水で仕込まれたこの酒は、芳醇さの中にもさっぱりした味わいが感じられます。