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醤油蔵元 高橋弥次右衛門商店
東照大権現を祀る歴史息づく日光の地で、継承される伝統の蔵
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醤油蔵元 高橋弥次右衛門商店
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蔵便り
2012.04.16更新
今年も全日本手打そば早食い選手権が、3月25日(日)に行われました。全国からそば好きや早食い自慢の選手たちが集まり、手打そば3人前(650g)をいかに早く食べられるかを競いました。年々タイムが縮んでおり、今年の優勝者は何と24秒という驚異的な記録でした。
過去の蔵便り
日光東照宮のお膝元

1617年(元和3年)、現在の栃木県・日光の地に、江戸幕府初代将軍・徳川家康公を奉祀した『日光東照宮』が創建されました。これをきっかけとして小さな今村(現在の今市の中心地)には、宿が開かれ、あるいは市が形成されるようになります。1620年(元和6年)、その一画に穀屋を創業したのが初代・高橋弥次右衛門です。

時代が進むにつれ、次第と今市の宿場町・市場町には活気が溢れるようになり、これに伴って醤油の需要も高まり、1789年(寛政元年)には七代目・弥次右衛門が醤油醸造を開始します。すでに穀屋として、醤油の原材料である大豆、小麦、塩を自ら扱っていたこと、また、日光山系の伏流水である地下水が非常に醤油に適していたこともあり、製法が江戸から伝えられると、調味料としてその将来性に着目し、他に先駆けた形でこの地域で最初の醤油醸造元となりました。

丸に七の「マルシチ醤油」

その後、今市にも醤油醸造元が増えていきましたが、味噌醸造と兼業するところが多く、高橋家のみが醤油だけに専念し、さらにその品質を向上させていきました。創業期である江戸から明治へと時代は移り、製造する醤油も溜り(たまり)的なものから、本格的な麹を使用したものへと切り替えていきます。また、主原料の大豆を主産地であった下総古河(現在の茨城県・古河市)から買い付けを行ったり、あるいは工場に圧搾場を整備したりするなど、生産におけるさまざまな面での整備を進めていきました。

明治時代には、『宝』や『ヤマシチ』、そして『マルシチ』と3つの商標を使用していましたが、昭和に入ると、『マルシチ』つまり『㊆』を正式な商標として登録し、以来『マルシチ醤油』として知られるようになりました。

創業期の江戸時代から現在まで、長い時間をかけて培われた伝統を今も大切にしつつ、日光山系がもたらす豊かな自然に恵まれた伏流水を用いた醤油造りが続けられています。

蔵元情報
蔵元名 株式会社高橋弥次右衛門商店
所在地 〒321-1297 栃木県日光市土沢1442-1
電話番号 0288-21-0001(代)
FAX番号 0288-22-8107
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